
うとうとして目を覚ますと時計の針が6時を指していた薄暗く涼しい午後。
朝の6時だと勘違いして、しまった、と思うあのバツの悪さ。
なのにスッキリしている脳の働き。
そういう後味の残る本です。
今日知ったんですけど、芥川賞受賞作なんですね。
姉の妊娠という、
日常であり、でもどこか非日常的な出来事が妹の視点から日記風に綴られる。
博士の愛した数式で一躍有名になった小川洋子氏ですが、
私はこの妊娠カレンダーが一番好きで何度も何度も読み返してきました。
感情の流れや場の空気がしっかり書かれているのになぜか漂う無機質。
読んだ後に自分に残るこの気持ち。
形容し難い。
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