
絵空事のようなポップな映画かと思ったら、とんでもない。
よくここまでファッション業界をコミカルに、そして適切に切り取ったな、と。
そして、恐るべし!パトリシア・フィールド!
洋服が好きな人はきっと観た方がいいです。

「着飾ってばかりいても、結局人間は中身だ」
映画の中でも主人公・アンドレアの恋人が同じ現象に陥ってますね。
綺麗になって自信に満ち溢れていく彼女を認められないだけなのに、
彼女が遠くに行ってしまったと思ってしまう。
でも、私は違うと思う。
着飾ることは自分に自信を与える手段として非常にわかりやすく、
また効果的な方法。
男も女もおしゃれな人は素敵な人が多いと思う。
やっぱり他人にそう思わせるようにうまく魔法をかけやすいんでしょうね。
ヒールの数センチの違い、
光の当たり具合で微妙に変わる色の変化、
湿度で変わる布の風合い、
そんな「どうでもいいこと」にこだわって様々な雑誌が製作されています。
なぜかってやっぱり不特定多数の人の目に「触れる」ものだし、
何より「美しく」なければいけない。
私も数年前、服飾業界でミランダのような上司(男)と仕事をしたことがあります。
同じようにコーヒーも用意していたし、
(双子の娘はいなかったけど・・・・)、飼っている犬の世話もしていました。
でも私はそれで構わなかった。
その先に待っている上司の仕事の助けになっているのであれば。
実際多くのものを手にしました。
きっと私は街中であった時に片手を挙げて挨拶、なんて出来ないけれど、
その彼はタクシーに乗ったあと、ミランダと同じように笑ってくれると思う。
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